新型インフルエンザの感染が世界で拡大する中、防御策として着用が
奨励されるマスク。薬局には、種類も価格もさまざまな商品が並ぶ。
「WHO(世界保健機関)が認定する規格をクリア」「ウイルス飛沫(ひま
つ)の捕集効率99.99%」と銘打ったものもあり、どれを選べばいいの
か-と戸惑う消費者も少なくない。厚生労働省は不織布(ふしょくふ)製の
マスクの着用を勧めている。
JR神戸駅にある薬局は二十八日、「豚インフルエンザ対策コーナー」
を設け、約二十種類のマスクを販売。一枚五百円の使い捨て抗ウイル
ス用マスクは即日完売したが、店側は「使い捨てタイプで、目が細かい
商品なら一定の効果は期待できる」と説明する。
インフルエンザの主な感染経路は、せきやくしゃみによるウイルスのし
ぶき。マスクは、完全ではないがウイルスの体内への侵入を防ぐことが
できる。また、感染した人が付ければ、飛沫の拡散を防止できると考え
られている。
マスクには家庭用、医療用、産業用がある。市販の家庭用は不織布と
ガーゼの二種類。多くは繊維や糸を織らず、熱などで布にした不織布製
だ。
厚労省の専門家会議が勧めているのは不織布製。ガーゼに比べて、
ウイルスを含んだ飛沫をフィルターで捕らえる効果が高いためだ。医療
用の「N95マスク」は、正しく使わなければ効果が期待できず、長時間
使うと息苦しく一般向きでない。
不織布製は「プリーツ」「立体型」などのタイプがあり、着用の際は、鼻
と口を確実に覆うよう心がける。
ただし、広川内科クリニック(兵庫県西宮市)の広川恵一院長は「百パ
ーセント感染を防げるわけではない」とあらためてくぎを刺す。「人込み
を避け、手洗いやうがいを徹底するなど感染の機会を減らすのが基本。
睡眠や食事を十分とり、抵抗力も高めておく」と話し、その上で「どうして
も出掛ける場合、マスクでカバーを」と強調する。 【神戸新聞】
世界最高N100マスク(豚インフルエンザ・新型インフルエンザ・結核用)200時間使用可


